すごく久しぶりになんか書く

昨日の晩、なぜか子供の(と言っても中学生の頃)の記憶が蘇り、これを記録として残す事に。

自分が意識してSF小説を読み始めたのは、中学生の時に学校の図書室で何気なく幾つかの本を手に取った事がきっかけだった。

最初に手にしたのは確かツィオルコフスキーの作品だったと記憶している。
(何故か自分が通っていた学校の図書室には、ソ連、東欧系の本が結構あったりした)

この本、物語そのものはそれほど優れている訳ではなかったが、「宇宙旅行」(と訳されていた)に関する描写が微に入り細に入り記されていたのが印象的だった。(ロケット打ち上げ時にかかる乗員のG対策や、無重力下における食事のしかた等)同時期に読んだ、他の作品と比べてみても、なかなか先見性があったようにおもえた。

その次に読んで面白いと感じたのはやはりソ連のベリャーエフの作品で、「両棲人間」とか、「人工衛星ケーツ」。
これらの作品にもおおいに心惹かれた。
あと、暫くして読んだ作品で忘れられないのが、ポーランドの作家スタニスワフ.レムの作品。確か、当時の本のタイトルが「金星は地獄だ」だったと思う。

この後自分なりに、本屋で面白そうな物を見つけては色々買ってみたり或いは友達から借りて読んだりしたことがあったが、図書館に通いはじめたのもこの時くらいかと。

それからしばらくすると読書の趣味の幅も広がり、ノンフィクション(国際紛争等)とか、ホラー系(ラヴクラフト、ブロック、ブラックウッド等)にも食指が伸び、SF関係だとハインラインとか、冒険小説だとアリステア・マクリーン、ハモンド・イネス、ギャビン・ライアル、デズモント・バグリイ辺りか。

この辺は改めて少し掘り下げて書きたいと思う。